青木:あなたのバックグラウンドを教えて下さい
加藤: 日本で8歳まで過ごして、大学入学までシンガポールで学校に行っていました。今はボストン郊外の大学に通ってます。
子供の頃は機械が大好きでひたすら電化製品を分解していました。
中学の時に機械への興味からカメラを買って色々と作品を作ってきました。
自分はアーティストというよりはエンジニアだと思っていて、メルカリとかチームラボでエンジニアとして働いたり、落合陽一先生のラボで機械学習の研究をしたりとかもしてました。
やっぱアートとテクノロジー被るところが多くて、テクノロジーがあるから作れるアートというものも存在すると思います。テクノロジーとかメディアに凝って新しい形のものを作っていきたいと思ってます。
青木:これまでの経験や体験で自分に大きく影響を与えたことがあれば教えて下さい
加藤: インターネットの影響って大きいと思います。小学生の頃から気になることは全てググって、色々と面白いものをインターネット経由で見つけてきた。
中学生の時にチームラボのアートとテクノロジーの融合とか言ってるのを聞いて「俺のことだ」って感じた。でもなんか自分がやりたいのとは結局違ったけど、その芸術とテクノロジーの二軸を基礎に自分の活動を見るようになったのはチームラボの影響かな。
青木:人や環境といった外部のことから影響を受ける中で、それをどのように自分のものとして消化、整理、投影していますか。
加藤: 正直言って整理とか消化とかできてないなって。旅行とか音楽聞いてぼーっとしたり、軽井沢とか静かなところにこもって自炊しながら本を読むっていうのはたまにやってます。そういう時に普段は考えないことを考えますね。あと、自分で何かを作ってアウトプットするときに色々と整理できてますね。あれが嫌だ、これがいいとか、自分の欲しいものが何なのかというのがそういう時に出てきますね。
青木:あなたの原動力
加藤: 原動力というよりは勢いですね。いつも動いているというか、止まるということを知らないというか。何か目標があるわけではなくて、面白いものを作りたい、カッコいいアートを作りたい、何か大きなことをやりたいという欲望があるのかな。
青木:なにかルーティーンはありますか
加藤: 毎日8時間睡眠を取ること。何か継続してものを続けるのが苦手で、ルーティーンはないですね。最近は朝レコードを一枚聞くとかハマってます。
青木:あなたがシェアしたいことがあればお願いします
加藤: @taixhiフォローしてください。あとゴミはできるだけリサイクルしてください。
Interview by 青木瑛一郎 (@eiichiro_aoki)
加藤太一 (@taixhi)